あらまし

植物の生育特徴量計測における低価格小形コンピュータの可能性

岡安 崇史 伊藤 次郎 ハミダ アストリアティ 

Vol.104 No.6pp.532-537

発行日:2021/06/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 ICTによる農林畜産業への取組──回路とシステムの観点から──

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キーワード:
植物生育特徴量植物フェノタイピング画像処理・解析スマート農業

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あらまし:
植物の栽培管理技術や育種の高度化には,植物生育環境のみならず,植物の成長や環境応答性を計測・評価する技術の開発が求められる.近年では,ICT(Information and Communication Technology)の目覚ましい発展を受けて,IoT(Internet of Things)やAI(Artificial Intelligence)などを利用した計測・評価技術の開発が盛んに行われている.その背景には,センサ,カメラ,コンピュータ等のハードウェアの低価格化が進んだことに加えて,これらの機器を利用するためのソフトウェアがオープンソースとして提供されるようになったことが大きく関係している.したがって,アイデアと機器開発に関する知識・技術があれば,計測装置を自作することも十分可能な環境が整いつつある.本稿では,植物生育情報の計測に対する低価格の小形コンピュータ利用の可能性について,研究事例も交えながら述べさせて頂く.

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