あらまし

超精密放牧のためのモニタリング技術開発

伊藤 浩之 Korkut Kaan TOKGOZ 大橋 匠 竹田 謙一 

Vol.104 No.6pp.544-551

発行日:2021/06/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 ICTによる農林畜産業への取組──回路とシステムの観点から──

専門分野:

キーワード:
IoTエッジAIエッジコンピューティングアニマルウェルフェア精密放牧

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あらまし:
筆者らのプロジェクトでは,持続可能な畜産・酪農の推進に貢献するために,放牧を活用しながら,生産者にとっての収益,家畜のアニマルウェルフェアを全て向上できる技術と仕組みの構築を目指している.生産者と家畜(牛)の関係に着目すると,コスト削減とアニマルウェルフェア向上に必要不可欠な監視業務を効率化することが鍵であることから,放牧でも利用可能な牛用モニタリングシステムの実現を目指している.本稿では,筆者らの構想の詳細と,牛モニタリングにおける課題並びに最近の研究成果を紹介する.

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