AIのELSIと研究倫理
Vol.106 No.3pp.203-206
発行日:2023/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 電子情報通信技術のもたらす社会・個人への影響――倫理綱領改定に向けて――
専門分野:
キーワード:
機械学習, ビッグデータ, バイアス, 公平性,
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あらまし:
人工知能は現在,急速に発展しているテクノロジーであり,社会の様々な場面での活用が進んでいる.しかしその一方で,人工知能の普及は,企業や政府機関などによる過剰なデータの収集・濫用,バイアスを持った個人の評価を引き起こすなど,倫理的・法的な面で様々な懸念もある.本稿では事例に即しながら,研究倫理の観点から研究者がそういった問題にどのように向き合うべきかを論じる.