メディアアクセシビリティについて考える
Vol.106 No.4pp.326-330
発行日:2023/04/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:ジュニア会員のページ
専門分野:
キーワード:
アクセシビリティ, 字幕放送, 解説放送, 手話放送,
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あらまし:
2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標SDGsでは,「誰一人取り残さない」を原則として,社会の様々なところが変わろうとしています.2020年春に始まったコロナウイルスの流行をきっかけに,テレビで手話通訳を見かけることが多くなりました.東京オリンピック・パラリンピックの番組では,手話通訳者とろう者が連携して,ろう者による伝わりやすい手話が番組につくなど,メディアへのアクセシビリティについても様々な挑戦が行われています.本稿では,中学生から高校生の読者に向けて,これまで放送局の研究所として進めてきた取組みを紹介し,今後のアクセシビリティのあり方を一緒に考えていくきっかけを提供したいと思います.