大規模グラフの分析手法に学ぶ──ミクロな異常トラヒック検出技術──
Vol.91 No.10pp.886-890
発行日:2008/10/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 情報通信ネットワークの設計・制御理論の新潮流──異分野からのアプローチ──
専門分野:
キーワード:
異常トラヒック, 社会ネットワーク, グラフ時系列, データストリーム,
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あらまし:
ネットワークの安全な利用のためには,DDoS,ワームスキャンなどの異常トラヒックを効率良く検出し,対策する技術が重要となってきている.本稿では,トラヒック量の変化として検出されるマクロな異常トラヒックでなく,ぜい弱性攻撃や攻撃指示などのミクロな異常トラヒックを,トラヒックデータから抽出した通信関係構造をグラフとして分析することによって検出する技術について紹介する.