プラズモニクスに基づく高輝度発光素子
Vol.91 No.11pp.979-986
発行日:2008/11/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:特集 進化する先端フォトニックデバイス
専門分野:
キーワード:
プラズモニクス, 表面プラズモン, 発光素子, InGaN/GaN, 量子井戸,
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あらまし:
金属と誘電体の界面に生じる表面プラズモンは,電磁波と相互作用することによって,従来にないユニークな光物性・光機能性を作り出す.これを制御・利用する技術がプラズモニクスであり,近年特にナノテクノロジーの急速な発展に伴って様々な光学素子への応用が期待され,注目を集めている.ここでは,プラズモニクスの新たな可能性の一つとして,発光材料の高効率化への応用について紹介する.プラズモニクスに基づく高輝度発光素子によって,従来の蛍光灯をすべて固体発光素子に置き換える「照明革命」の早期実現が期待される.