CMOS高速インタフェース
Vol.91 No.3pp.176-182
発行日:2008/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 次世代コンピュータを支える超高速・超高密度インタコネクション技術
専門分野:
キーワード:
CMOS, シリアル伝送, 高速I/O, ムーアの法則, CML,
本文:PDF(616.9KB)>>
あらまし:
CMOS集積回路のI/Oのデータレートは1990年代半ばから高い成長率で増加を始め,1997~2006年の10年で約100倍の増加(学会発表レベル)が見られた.このようなI/Oはデータレートが従来I/Oや集積回路内の論理回路のクロックと比較して高いため「高速I/O」と呼ばれることがある.本稿では,1990年代に発生したデータレート増加の背景を概観した後,このデータレート増加を可能とした技術とその課題について述べ,最後に高速I/O技術の将来展望についてまとめる.