あらまし

超伝導量子コンピュータ──要素技術とスケールアップ──

中村 泰信 

Vol.91 No.4pp.297-302

発行日:2008/04/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
超伝導;量子計算;量子コンピュータ;量子ビット;ジョセフソン接合

本文:PDF(772.1KB)>>

記事を購入

あらまし:
量子コンピュータが実現すると,量子力学の原理を生かした新しい計算手法により特定の問題を非常に効率良く解くことができると期待されている.本稿では特に超伝導電気回路を用いた量子コンピュータ実現への挑戦を取り上げる.これまでに個々の量子ビットの制御や読出し,二つの量子ビット間の相互作用の制御など,必要な要素技術が着々と培われてきた.今後,コヒーレンスの改善とともに,いかにこれらの要素技術をスケーラブルなアーキテクチャに統合していくのかということが課題である.

ログイン

 > 

パスワードを忘れた場合は

メニュー

Online ISSN:2188-2355

…ジュニア会員・学生員に
 お勧めの記事