あらまし

直接変調による長距離伝送技術(チャープマネージレーザ)

松井 康浩 Daniel MAHGEREFTEH 

Vol.91 No.6pp.489-495

発行日:2008/06/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:解説

専門分野:

キーワード:
半導体レーザ直接変調FM変調光フィルタ長距離伝送

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あらまし:
半導体レーザの直接変調を用いたシンプルな送信機の構成で,デュオバイナリーに匹敵する分散耐性を持ったフォーマットが簡便に発生できることが分かり,実用化が進んでいる.このチャープマネージレーザ(CML:Chirp Managed Laser)という新しい技術は,10Gbit/s,1.55μm帯において,最大300kmの伝送を実現し,既存の2.5Gbit/sメトロネットワークを分散補償なしで無理なく10Gbit/sにアップグレードすることを可能にする.ここでは,CMLフォーマットの特徴を解説し,更に,波長可変CML,40Gbit/s CMLなどへの最近の進展について紹介する.

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