あらまし

超小型チップネットワーキング技術

小林 真輔 越塚 登 坂村 健 

Vol.91 No.7pp.595-603

発行日:2008/07/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集 ユビキタスネットワーク技術開発プロジェクト

専門分野:

キーワード:
UWB(Ultra Wide Band)アクティブRFID高精度測位ユビキタスネットワーク

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あらまし:
ユビキタスネットワークを実現するためのキーデバイスの一つにアクティブRFIDがある.本研究では,アクティブRFIDの基盤技術確立を目指し,研究開発を行ってきた.ハードウェア,通信プロトコル,ミドルウェア,並びに,アクティブRFIDを管理するサーバ側のソフトウェアまでのトータルシステムを提案し,実現している.アクティブRFIDの課題である,低消費電力,高多重通信を実現するためのブレークスルーとしてUWB(Ultra Wide Band)無線通信LSIを開発し,そのLSIを搭載した世界最小1cm角のアクティブRFIDを実現した.また,アクティブ型,パッシブ型を含むRFIDや,バーコードなどの個別の識別子をそれぞれのものに割り当てて管理し,情報提供するための上位のディレクトリサービスの開発を行った.更に,本研究の実証実験の例として,青果物の物流現場におけるアクティブRFIDタグの活用,高精度測位を実現したUWBアクティブタグを用いた倉庫管理システムについて述べ,場所情報を提供するためのタグの例として,実際の商業施設におけるシステムについて述べる.

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