二酸化炭素計測用ライダ技術
Vol.92 No.10pp.861-865
発行日:2009/10/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
ライダ, 差分吸収, 二酸化炭素濃度, リモートセンシング,
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あらまし:
近年,地球温暖化に関係して大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の増加に関心が集まっている.CO2の空間分布をリモートセンシングにより測定するライダが新技術として注目を集めている.本技術はレーザ光を使いCO2濃度を計測するもので,世界的に激しい開発競争が行われている.本稿ではCO2観測のためのライダ技術と試験観測データを紹介し,本技術の動向と今後の方向性について社会的意義を含めて解説する.