あらまし

UWB-IR無線方式による屋内位置検知

水垣　健一 

Vol.92 No.4pp.256-261

発行日:2009/04/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集　ユビキタス時代の屋内位置検知技術

専門分野:

キーワード:
UWB-IR（Ultra WideBand-Impulse Radio）, 高精度測位, TDOA（Time Difference of Arrival）, 実証実験, 

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あらまし:
信号の到達時刻を測定することで位置検知を行う受信時刻測定型の無線測位では，いかに正確に信号到達時刻を測定できるかが測位精度に大きな影響を与える．UWB-IR（Ultra WideBand-Impulse Radio）無線方式で使用されるインパルス型の信号は非常に正確に受信時刻を測定することができるため，UWB-IRを用いた測位システムは測位誤差30cm程度という高い測位精度が得られる．ここでは一般的な受信時刻測定型の無線測位方式の原理とUWB-IR信号の特徴，及び受信時刻測定型の無線測位方式の技術的課題を説明し，実際の測位実験結果を紹介する．

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