太陽光発電と電力システム
Vol.93 No.3pp.217-221
発行日:2010/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 太陽エネルギー発電の現状と将来展望
専門分野:
キーワード:
太陽光発電, 発電特性, ならし効果, 電力システム, 需給調整, 集中/分散のエネルギーマネジメント,
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あらまし:
電力供給の低炭素化として注目されている太陽光発電(PV)の発電量は季節と時間に基づく規則的な変動に加え,天候の変化に伴う不規則な変動を有する.このPV の大量導入は,電力システムに様々な影響を与える.本稿では, PV の本格導入に向け,広い地域に多数のPV が導入された場合の「ならし効果」を含めた発電特性, PV 大量導入時の影響の解析例と将来の電力システムの形成に向けた電力需給計画,電力運用計画のための解析・評価手法,更にこれらの課題解決に向けた将来の可能性について解説する.