医工融合──もう一つのEBM(Engineering Based Medicine)──
伊関 洋 村垣 善浩 鈴木 孝司 生田 聡子 吉光 喜太郎 田村 学 岡本 淳
Vol.94 No.3pp.199-204
発行日:2011/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 これからの医工連携
専門分野:
キーワード:
医工融合, もう一つのEBM, レギュラトリーサイエンス, 臨床研究・治験, 薬事承認,
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あらまし:
新規医療機器を開発し,医療にいち早く届けるのが医工学研究者のゴールである.研究者は,機器開発と同時に,その評価法を開発する必要がある.有効性・安全性の評価は,電気的・機械的安全性などIEC 規格で既に国際標準として確立しているものについては,その規格を適用し,開発した新規医療機器の性能・安全性などについては,開発者自身が評価方法を創造していかなければならない.医工連携を超えた医工融合で新規医療機器を開発する必要がある.また,新規医療技術には未知の危険が存在する.これをどのように解決するのかも課題である.