高度情報化社会におけるコミュニケーションの分析と理解
Vol.94 No.3pp.226-231
発行日:2011/03/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
サービス品質, QoE, 主観品質, 心理評価, 認知的アプローチ,
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あらまし:
高度情報化社会の発達により,コミュニケーションも多様化してきている.新たなコミュニケーション様式が次々と生まれる中,ユーザは自分に必要なものを取捨選択しながら,自らの生活の中に取り込んでいっており,こうした状況下で,実際にユーザ・社会に受け入れられるサービスや技術を生み出すためには,ユーザである「人」の行動・特性をよく理解して研究や開発を行う必要がある.本稿では,ユーザの心理・認知や行動を分析する様々な手法について,心理学を中心とした関連分野の動向をまとめ,その工学的な応用について論じる.