感性ナノバイオセンサ
Vol.94 No.6pp.475-478
発行日:2011/06/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 「五感」情報処理──生理的基盤とハードウェアに立脚したアプリケーションの展望──
専門分野:
キーワード:
おいしさ, 味覚センサ, 匂いセンサ, 自己組織化, 五感ロボット,
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あらまし:
味や匂いは,重さや長さと異なり,物質の属性ではなく,人がいて初めて意味を持つ概念である.味と匂いのセンサは,これまで研究開発が遅れていたが,分子の自己組織化能を利用することで,その開発に成功し,既に味覚センサは実用化に至っている.これら感性ナノバイオセンサの登場で,主観しか存在しなかった食の世界にも客観的物差しが現れようとしている.