フローティングカーデータを用いた安全・環境技術の開発
Vol.95 No.8pp.712-717
発行日:2012/08/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:小特集 車と情報通信技術
専門分野:
キーワード:
フローティングカーデータ, プローブデータ, カーナビゲーション, テレマティクス,
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あらまし:
本田技研工業株式会社(Honda)は,通信機器を用いたテレマティクスサービスである「インターナビ・プレミアムクラブ」を2002 年から開始し,中でもフローティングカーデータを用いた交通情報を中心としたサービスをこれまでに展開してきていた.サービス開始時は,フローティングカーデータはVICS で提供されていない道の交通情報を収集することを目的として収集が行われていたが,現在では交通情報のほかに,安心・安全領域,環境領域でも活用を進めてきている.本稿は,Hondaのフローティングカーデータを用いた安全・環境領域について記述する.