新しい移動手段としてのモビリティロボットの現状と課題
Vol.97 No.6pp.507-512
発行日:2014/06/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:解説
専門分野:
キーワード:
パーソナルモビリティ, 移動ロボット, 高齢社会, モビリティロボット,
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あらまし:
交通分野において,高齢化社会や省エネルギーへの対応から,効率的で快適な移動手段として,一人乗りのモビリティロボットが期待されている.モビリティロボットは,セグウェイ製のセグウェイやトヨタ製のWingletなどが存在するが,日本の法律上一般道路での走行実験が認められていない.そのため,普及・実用化の将来性に期待し,規制緩和に向けた安全検証などを目的として,つくばモビリティロボット実験特区などの様々な社会実験が行われている.本稿では,モビリティロボットや関連する社会実験の取組みの現状として,特につくばモビリティ実験特区について解説する.