あらゆるものがつながる世界
Vol.98 No.5pp.369-374
発行日:2015/05/01
Online ISSN:2188-2355
Print ISSN:0913-5693
種別:特集 第5世代移動通信(5G)の最新動向
専門分野:
キーワード:
M2M, アンビエント情報化社会, 集合知, 5Gシステム, プラットホーム,
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あらまし:
人に加えて,あらゆる「もの」がインターネットにつながる時代が到来しようとしている.以前にも増して,人と「もの」が区別なく情報を共有するための高度なM2M(Machine-to-Machine)基盤の構築が望まれている.しかし,そのための要素技術開発は方向性も含めて未成熟であり,汎用技術を目指した標準化の動きも緒に就いたばかりである.本稿では,M2M基盤の高度化すべき方向性やその意義を示すとともに,M2M基盤技術に関する技術開発の動向と課題について論ずる.特に,2020年以降の実用化を目標に検討が始まった第5世代相当の携帯電話(5G)システムについて,M2Mの視点から考察する.