あらまし

巨大ブラックホール撮像への挑戦

本間 希樹 

Vol.99 No.5pp.400-405

発行日:2016/05/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:特集 スパースモデリングの発展──原理から応用まで──

専門分野:

キーワード:
ブラックホール超長基線電波干渉計イメージングスパースモデリング

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あらまし:
銀河の中心には巨大ブラックホールが存在すると考えられるが,それが光さえ飲み込む「黒い穴」として撮影された例はまだない.ブラックホール存在の究極の証明を得るにはこの黒い穴の直接撮像が必須であり,現在巨大ブラックホールの撮像を可能にする電波干渉計網(Event Horizon Telescope)の構築が国際協力で進められている.本稿では,この分野の現状について紹介するとともに,この間筆者らが進めてきたスパースモデリングを用いた電波干渉計の新たな撮像手法について解説し,スパースモデリングがこの分野で与え得る影響について述べる.

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