雲エアロゾル放射ミッション／雲プロファイリングレーダ（EarthCARE/CPR）計画

木村　俊義; 高橋　暢宏

あらまし

木村　俊義高橋　暢宏

Vol.92 No.9pp.749-754

発行日:2009/09/01

Online ISSN:2188-2355

Print ISSN:0913-5693

種別:小特集　暮らしと地球環境を守るための衛星技術

専門分野:

キーワード:
JAXA, NICT, ESA, EarthCARE, 衛星, CPR, 雲プロファイリングレーダ,

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あらまし:
雲エアロゾル放射ミッションは欧州宇宙機関（ESA）と日本（宇宙航空研究開発機構（JAXA）と情報通信研究機構（NICT））が共同ミッションとして計画し，2013年打上げを目指している地球観測衛星計画である．全球規模の雲，大気中浮遊粒子（エアロゾル）の鉛直分布を詳細に観測し，数値モデル化されている大気大循環モデル（GCM）との比較により，地球放射収支のプロセスで不明確であったこれらの影響を定量的に明らかにし，近年「気候変動に関する政府間パネル（IPCC：Inter governmental Panel for Climate Change）」などで報告されており，社会的に大きな問題となっている「気候変動システム」の解明に資する．

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